体を温めるといいということは健康に関心がないひとでも多少は知っていることだと思います。
現代病のほとんどが冷えが原因で免疫力が低下して、さらには血液循環が悪くて不調になっていることがほとんどです。
慢性的な腰痛も肩こりも温めれば必ずよくなります。
昔から葛根湯はいろいろな症状に使われて効果を発揮してきたのですが、昔からなんでそんなに葛根湯がよかったのかというと結果的に身体が温まるからです。
なぜ、それほどまでに葛根湯が効くのだろうか。ポイントは「温める」ということだ。「風邪は万病のもと」といわれるが、風邪のことを英語でCold(冷え)という。これは、「冷えは万病のもと」といい換えてもいいわけだ。葛根湯は、体は温めて冷えを改善するから、万病とまではいかなくても、かなりの病気に奏効するのである。だからこと葛根湯医者も生計を立てられたであろう。〜「体を温める」と病気は必ず治る―クスリをいっさい使わない最善の内臓強化法" 石原 結實
そういうと腰痛などで「私は温めたら余計に痛くなりました」的なことをいう人が出てきます。冷やしたほうがいいときも多いのでは?と
確かに、打った、捻った、転んだとかの後は冷やしたほうがいい場合もありますが、慢性の症状で悩んでいる場合は温めたほうがいいです。温めて痛みが増したり、症状が悪化する場合はよほど具合が悪いか、すぐに専門家に診てもらったほうがいいでしょう。
温めることで健康管理をすることで、太りにくくなるし、風邪を引きづらくなりますし、何よりも元気になります。
毎日お風呂に入って、身体を温めましょう。
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▼編集後記:
当院ではここ数年身体を温めることをかなりしつこく推奨しております。院内には鍼灸院では世界初の治療用のミストサウナがあります。ぜひ多くの人に使ってもらって健康な身体を実現してほしいです。がんなどの治療中の方のサポート的な治療でも温熱療法は良いと思います。
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