人生を楽しくエンジョイしたい。誰しも心から思っていることです。そこに健康がなければ楽しくもないし、つらい日々が待っているのだと思います。
つらさを乗り越えた先に幸福があるのか、幸福感があるからつらさを乗り越えて幸福になるのか。
気合いで頑張り抜いたあとに「成功」にたどり着き、その先に「幸せ」があるという事実ではなく「幸せ」を感じられるようになることが生産性も、成功も生み出すと言われたら思わず考え込んでしまいました。
ちょっと脱線気味になりますが、これを考えて自分の周囲に目を向けてみると病気を受け入れてエンジョイしているという人も多くいます。病気でも自分ではどうしても防ぎようもない病気で苦しんでいることも事実です。
それを考えたら、いまこうして健康で仕事に打ち込める環境に感謝する気持ちは心の奥底から湧いてくるのが分かると思います
「未病」、大昔2,000年前に編纂された現存する中国最古の医学書である「黄帝内経」の中でも記述されている言葉です。
日本では江戸時代、貝原益軒の「養生訓」に、この「未病」について書かれた箇所があるそうです。
「未病」とは、一言でいうならば「半健康で、病気に進行しつつある状態」ととらえており、言葉だけ聞くとなんだかなと思う人も多いようですが、まあ実際に産まれたら死に向かって時間は動いているわけです。
だから、できるだけ人生を楽しむために、できるだけ病気にかかったりしないで、やりたいことに打ち込める人生がいいに決まっていると私は鍼灸師として思うわけです。
▼今日のトピックの紹介
幸せを感じるための2分のメソッド「幸せ」を「達成」や「努力」の向こう側に置く限り、私たちはそれを達成できないと氏は論じます。
しかし実際は逆で、先に「世界は楽しい場所だ」「ここで仕事や勉強ができてなんと運がいいんだろう」「これは難しい問題だ…なんとチャレンジしがいがあるのだろう」と考えることができる余裕を先に醸成すれば、それにともなって Happiness Advantage と言われるものがやってきます。
この精神的状態は生産性を上げ、燃え尽きを防ぎ、悪い習慣から私たちを救い、仕事の成功率を上げてくれるというわけです。これは自己啓発的なやる気トークではなくて、実際に計測するとビジネスマンの契約率が良くなり、医者は診断が正確になりといった形で正確に測定できる違いがあるといいます。
この「幸せを先取りする」考え方を習慣付けるために、次の5つの活動をそれぞれ2分ずつ行うだけでも効果があるということです。
1. その日にあった「良いこと」を3つ上げてみる「感謝」の訓練
2. その日にあったことを記録するジャーナリングの訓練
3. 身体を意識するための軽い運動
4. 精神を意識するための瞑想
5. 周囲の人へときどき無条件に親切にしてみる
こうした、ちょっとした「幸せの素振り」を3週間続けるだけでも、考え方を再配線してマインドセットを変えることができるというわけです。
いかがでしょう? 私には「ライフハック」のすべてがここにあるように思えます。
いいえ、あの「◯◯するための◯個の方法」的なライフハックでも、「Macを便利するための◯個のツール」的なライフハックでもありません。
むしろ、たった2分でもいいので「小さな習慣」を愚直に当てはめてみたら、やがて大きな幸せな変化が人生に生まれる、本当の意味での「ライフ」のハックです。
まだ「努力」しようと頑張りますか? それとも、「頑張る」ことをそもそも可能にしてくれる「幸せ」を先取りしてみたいとは思いませんか?
人生の法則は逆だった。幸せを感じることで生産性もクリエイティビティも導かれるという話
▼小さなことの積み重ね
本当に良い事も悪い事も小さなことの積み重ねが根っこにはあるように感じています。だからちょっとし心地良く感じることから少しずつ生活を改善することがとても大切だなと感じています。意識して小さな良い事を積み重ねる健康にもとても重要なことだと思います。
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▼編集後記:
健康なときは健康に対してあまり関心を持たずになにか身体に痛みや不調が出てから健康に関心がもつのが普通だとお思います。そこをこのブログを読んでくれた人には少しずつ健康であり続ける、あなたらしく生きていくためにスムーズに楽にシンプルに健康習慣化できるようにお手伝いして生きたいと思っています。
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